まほうのリサイクルミュージアム

地域のみささまに、少しでも、環境に意識を持っていただけるよう、事業活動を通じて得られた知識を、地域に還元していきます。
どんな些細なことでも、まずは、自分自身から、そして、家庭や社内へ、地域へ、市内、県内・・・最後には世界中へと、環境に対する心掛けが広まっていくことで、大きな力を発揮することができます。
私たちは、「もったいない精神」が、世界中に広まっていくことを願っています。

RPFが注目される理由

■RPFとは
RPFとは「Refuse Paper & Plastic Fuel(廃プラスチック固形燃料)」の略称です。
再生紙としてリサイクルのできない古紙や廃プラスチック、木くずを原料として製造される固形燃料です。

■サーマルリサイクル
日本では、2000年に公布された循環型社会形成推進基本法では、処理の優先順位が
1.発生抑制
2.再使用
3.再生利用
4.熱回収
5.適正処分
の順に定められました。
廃棄物を焼却して得た熱エネルギーを回収し、再利用する事をサーマルリサイクルといい、4番目の熱回収にあたるとされます。
特に廃プラスチックについては、総排出量が近年約1000万トンで推移する中、サーマルリサイクルについては産業系の廃プラスチックを使った固形燃料(RPF)が増加しつつあります。 

■RPFの特徴 『クリーンエネルギー・高カロリー・化石燃料の代替・CO削減』
品質が安定し、不純物混入が少ないため、塩素ガス発生によるボイラー腐食や、燃焼によるダイオキシン発生がほとんどなく、環境負荷の少ないクリーンエネルギーとして注目されています。
原料として廃プラスチックを使用しているため熱量が高く、石炭及びコークス並みで、取り扱いが容易なため、化石燃料の代替(発電や、工場などのボイラー助燃材)として注目が高まっています。また、原料の配合比率を変えることで、容易に熱量変更が可能です。
エネルギー効率の向上と代替利用されることによる化石燃料削減により、CO2削減など地球温暖化防止の為のCO2削減効果もあり、まさに循環型社会構築に貢献する新燃料といわれています。
燃焼性能は石炭などに比べ、発熱量は同等でありながら、灰分が少なく、価格も安いことから注目されています。


○環境goo>サーマルリサイクル
http://eco.goo.ne.jp/word/recycle/S00202.html
○日本RPF工業会
http://www.jrpf.gr.jp/index.html

posted by 金城産業 at 15:20